せっかくのキャンプの予定が、予報をみると雨・・・
楽しみにしていたのに、残念ですね・・・
やっと連休が取れたり、家族の都合が合わせられたのにと思うと、せっかく予定していたキャンプをキャンセルしようか迷うところです。
子連れキャンプでは、台風の時期や警報が出るほどの雨・防風だとキケンが多いので中止した方が賢明ですが、小雨程度なら、事前準備することで楽しめる方法がありますので、ご紹介します。
これを読んでおけば、急に天候が雨に変わったという時などにも便利ですよ。

目次
雨キャンプに必要な持ち物、服装でおさえるべきポイントはこれ
雨の日の服装を準備しよう

事前に雨の予報が分かっているなら、まずするべき準備はレイングッズです。
お子さまがまだ小さい頃は、ご家庭にもすでに用意されてる方もおられるでしょう。
レインコート、ポンチョタイプ、どれでも良いですが、やっぱり両手が開くというのが良いのです。
傘は手がふさがってしまうので、行動が制限されてしまいすので、レインコートは必須です。
大人は普段から使用しない場合は、安価なものでも良いですが、我が家は100均のレインコートを買って失敗しました…

この経験上感じたことは、100均じゃなくてそれなりの値段のレインコートを買えば良かったなぁという事です。
あと必要だった物は、【帽子】です。
夏には、子ども連れだったら帽子も必須になるかと思いますが、夏以外でも雨対策にお子さんの分もご用意ください!
小雨程度なら顔にかからない、という役割をしっかり果たしてくれます。
実は、このレインコートびりびり事件のあったキャンプでは、海のそばのキャンプ場だったのですが小雨程度からの…急な豪雨!!
これは、安いレインコートを買ってしまった我が家の反省ですが・・・
レインコートの帽子が全然役に立たず、少し動くたびに帽子部分が脱げて何をしていても顔が濡れる。
しょうがないので、夫はキャップを持っていたので、レインコートの帽子の上からキャップをかぶっていました。笑
また、真夏だったので、足元はサンダルorビーサンでOKでしたが、真夏以外だと長靴を準備しても良いですね。
✩レインコート
✩帽子
✩サンダルor長靴
✩傘
傘は、トイレなどちょっとした用事にレインコートを着るのが面倒なときに便利です。
天気予報で雨だと分かっているなら、少々濡れてもレインコートがればテント設営ができます。
テント設営でも雨の日のポイントがありますので、お伝えしますね!
雨の日キャンプの持ち物リスト

服装以外でも、雨の日にはいつもとは違った持ち物が必要になります。
キャンプでは、なるべく車に積み込む道具を少なくしようと計画しますが、このリストの持ち物は雨の日でも満喫できるように持っていくことをおすすめします。
- ゴミ袋
- スーパーの袋
- ドライバッグ(テントやタープが入るサイズ)
- レジャーシート
- ブルーシート
- ハンガー
- 着替え、タオル多めに
ゴミ袋は、濡れたカッパや道具を入れるのに使います。
多めにあると何かと便利です。
スーパーの袋は、テント撤収の際に泥で汚れたペグやロープを入れておきます。
帰宅後、洗ってきれいになってから収納袋に入れましょう。
錆びないように注意です。
レジャーシートは、荷物を直置きしない為に使えます。
100円ショップでも良いので、数枚あるほうが便利でしょう。
ブルーシートは、我が家は現地確認であまりにひどい雨が予想される場合は、設営の際にグランドシート(テントと地面の間に敷くシート)と重ねて使用します。
また、今まで経験はないですが、雨漏りした場合に、緊急用として屋根代わりに使用できますし、森林サイトでは、木とタープを使用し、屋根を広くとって遊ぶスペースを増やすこともできます。
屋根付きの遊ぶスペースがあると、子どもたちも嬉しいですね♪
帰宅時、車に積み込む際にも濡れたテントをくるむこともできるので、我が家は常に常備しています。
ただ…オシャレ感は0なので、こだわる方はメーカーのシートも購入しておくとバッチリです!

雨キャンプ、タープとテントの設営方法は?

まずは、テントを設営しなければ始まりません。
すでに小雨程度、雨がパラついているのならまずは【タープ】から設営しましょう。
テントより簡単ですし、タープが雨よけになってくれますので、まずは頑張ってタープを建てて下さい。
初めてのキャンプだと雨だと難しいかもしれませんので、庭先や公園、駐車場などで一度建て方の練習をしておくと雨の日にあわてなくて済みます。
ここで夫婦ケンカになるかならないかで、日頃のコミュニケーションが図られます!笑
タープの張り方で、いつもと違うところは、雨の逃げ道を作る事です。
簡単に言うと、一方に傾斜をつけます。
雨の通り道を決め、低めに建てると横からの雨も入りにくくなります。
ペグの確認も大事です。
大きめのしっかりしたペグでも、ぬかるんでくると、だんだん弱まってしまうので、時々確認しましょう。
片付けの際は、設営とは逆でタープが最後になります。
テントやタープには、撥水などの特殊な加工が施されています。
帰宅後は、しっかり乾かさないと加工機能が低下してしまいますので、必ず干してください。
大事なテントにカビが生えてしまったら大変です。
お子さんが小さい時は、雨の設営ではお手伝いが難しいので、車の中で待つことになります。
ちょっと待てるグッズや、お菓子を用意して、いざ!
お子さんが大きくなると、ペグを渡したり、ひもを通したり、雨でもきっと活躍してくれます。
子連れキャンプでの雨ならではの楽しみ方
家族そろってのカードゲーム

雨だと、がっかりしているお子さんもいるかもしれませんが、その時こそじっくり遊びこめるチャンスです。
普段は忙しくてついつい子どもとの遊び時間は後回しになりがちですが、大人も雨だとすることもないので、楽しんじゃいましょう。
おすすめは、トランプやウノなどのカードゲームです。
単純なものほど面白いですよね。
我が家は、年末年始の年越しキャンプに【すごろく】を持っていき、静かに盛り上がりました。笑
テントの中では、お絵かきや、じゃんけん、なぞなぞなど、普段の遊びでもなぜか楽しさ倍増しちゃうんです。
家だと、「一緒にしよう」と誘われても、家事におわれて「ちょっと待ってね」と言いがちですがキャンプではどっしり腰を据えて楽しんじゃいましょう。

また、最近は、ボードゲームが人気になっていますので、たくさんの種類で面白そうなボードゲームが出てきているので購入予定です。
探索&クラフト体験

小雨なら、レインコートを着て探索にでちゃいましょう!
私が保育士として勤務する保育園でも、梅雨時には手作りのカッパを着て近所を散策します。
晴れの日と違って、葉っぱの上のしずくが丸いこと、雨には匂いがあること、濡れたまつぼっくりが重いこと、自然の中での学びが多くあります。
親子でこういったことに気付き、経験できるなんて、なんて素敵な時間でしょう♡
もし、まつぼっくりや小枝などを集めることができたら、リースを作ってみませんか。
100均にリースの土台がありますし、あとはボンドやリボンを用意するだけでOKです。

キャンプ場によっては、クラフト体験の予約ができることろがあります。
雨の予報なら、思い切ってキャンプ場から選びなおすのも一つの方法です。
料理のお手伝い&おやつクッキング

雨でも、タープの下でお料理ができます。
炭を使ったバーベキューは、火の粉が飛んでしまってタープに穴が開いてしまう危険性があります。
ガス式のコンロだと、火の粉も飛ばないので安心して使用できます。
我が家は、カセットコンロを持っていきます。
このカセットコンロ、キャンパーさんには邪道だ~!なんて声も聞こえますが、子連れキャンパーにはとっても便利です。
朝ごはん時にちょっとお湯を沸かしたい、と思った時や、子どもって”今はいらないけど、あとでお腹すいた”っていう時もあるので、温めなおしたい時などにとても便利ですよ。
雨なので、青空の下でバーベキューとはいきませんが、雨でもタープの下でできる料理でのおすすめは、煮込み料理!
お子さんと一緒に野菜の皮をむいて、具沢山コンソメスープはいかがですか。
雨に濡れて少し肌寒い時にも、我が家の定番です。
ちょっと美味しいウィンナーを入れるとぐっとコク深くなって美味しいんですよね。
他にも…

おやつクッキングでは、簡単にできるスーパーでおやつキットを購入すると、後片付けも楽ちんです。
溶かすだけ、混ぜるだけのキットもあるので利用しましょう。


他には、スイカを使ったフルーツポンチや、手作りポップコーンも簡単でおいしくっておすすめ!
雨でも子連れキャンプを楽しもう!

せっかくの予定が雨だと残念ですが、雨でも楽しめるコツをつかんで、計画の立て直しをすると小雨程度なら楽しめます!
ポジティブに考えると雨もあがっちゃうかも~!
虹が見えると最高ですね~!
お子さん連れだと荷物が増えちゃって、余計に大変に感じるかもしれませんが、雨だからこその楽しみ方を教えられる大人ってちょっとカッコよくないですか♡
美味しい物を食べて、家族で遊んで、一緒にくるまって眠って…
キャンプは最高の家族コミュニケーション!
ぜひ、雨でも楽しいキャンプを!