保育園で噛まれた時の対処法

噛まれた保育園
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保育園で噛まれた!1.2歳に多い噛みつき、その理由

子どものけんか

働くママ
保育園でお友だちに噛まれてしまって…どうしたらいいのかしら?

保育園やこども園に預けている、かわいい我が子が自分の見ていない間にお友だちに噛まれたと思うと、かわいそうですよね。

噛み跡を見て、くっきり歯型がついている、なんてこともあってツライですよね。

噛んだ相手は誰だ!と怒り心頭になる保護者の方のお気持ちも、とても分かります。

私は、お子さんを預かる側の立場の保育士を約20年間経験しています。

その間にもはやり避けられなかった「噛んだ・噛まれた行為」がありました。

また、自分の子どもたちを保育園に約10年預けていました。

この時には、我が子が”噛まれた”側になることが多々ありました。

なぜ、”噛んだ噛まれた”のトラブルがあるのでしょうか。

預ける側、預かる側の両方の経験から、噛んだ・噛まれた理由を分かりやすく5つの例で説明します。

発達による噛み癖

赤ちゃんは、手にしたものを何でも口に入れて感触を確かめます。

これは、「体の中から外に向かって発達していく・上から下に向かって発達していく」という理由で、手先より先に口元の方が敏感に反応してしまうことがあるからです。

歯が生え始めるのは、生後6~9ヶ月頃が一般的ですが、この月齢の赤ちゃんだと、特に歯が生えてきてかゆかったり、信頼できる相手に甘えて噛んだり、たまたま近くにいた人に甘噛みしたりする理由が主です。

自分にかまって欲しい、甘えたい

お子さんがママを笑いながら噛んでしまうことがよくあります。

これは、「噛むことが悪い事ではない」という意識のもと赤ちゃんにとってはスキンシップのひとつとして感じているかもしれません。

一緒に遊んでいるときに、嬉しかったり楽しかったりして、テンションがあがってしまうときにも起こります。

私も、信頼関係もできる年度の終わりころに、担当している赤ちゃんと遊んでいて抱っこした瞬間に、肩を噛まれました…

特定の友だちのことが気になる

これは、1歳児以降によくあります。

保育園で、”なぜか気になる存在”の友だちができて、その子のそばに寄っていくのです。

まだまだ一人遊びの年齢なので、一緒に遊びを共有することは少ないのですが、なぜか気になるようでその同じクラスの友だちのやっていることが気になるみたいです。

我が子は、2歳前、髪が長くて結んでいた頃によく同じ相手に噛まれていました。(我が子が噛んだ相手の名前を言っていたので分かりました。)

そこで、クラス担任の保育士さんからのアドバイスで、髪を短く切って結ばないようにしましたが、それでも噛まれていました…

その子にとっては、我が子が”気になる存在”だったようです。

気になるけど、どうやって関わったらいいのか分からなかったのでしょう。

おもちゃを取った、取られたのケンカ

保育園での噛みつきの中で一番多い理由が、おもちゃの貸し借りのトラブルです。

まだ「貸して」「いいよ」などの言葉のやり取りが難しい時期だと、自分の気持ちをうまく表現できずに相手に伝わらないもどかしさから、噛んでしまいます。

相手が取るつもりがなくても、近づいただけで取られると勘違いしてしまう子もいます。

また、よく似た事例で、保育室の中のお気に入りの場所の取り合いでも噛みつきが起こります。

例えば、ままごとの椅子の取り合いや、外が見れる窓の場所などでトラブルになってしまいます。

イライラや、機嫌が悪い

風邪気味、お腹がすいた、気候の変化、などイライラとしているとトラブルが起こりやすいです。

噛みつきだけではなく、叩く、ひっかく、叫ぶなど色々な方法で表現します。

このように、まだ言葉が未発達な時期に、自分の気持ちを相手に伝えたり、気持ちを表現したりする方法のひとつとして、「噛みつき」という行動になってしまうのです。

もちろん、保育園では、そのようなことがないようにクラス担任全員で留意していますが、一瞬の出来事なので対処が間に合わない時があるのが現実です…

 

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保育園で噛まれてしまった時の対処方

保育園で遊ぶ子ども

噛まれた傷のケア

一瞬の出来事ですが、もちろんすぐ保育士も止めに入るので、幸い噛んだのは服だけだったりあとがつかなかったりトラブル回避ができることもあります。

しかし、噛まれ方によっては血がにじんでいたり、圧力で切れて傷になっていたりすることもあります。

ひと昔前は、噛まれた部位をもんだり、砂糖をつけたりして一時的に噛み跡を薄くしたり消したりする対応をしていましたが、現在は出血がない場合は、保冷剤(氷のう)で冷やすのが一般的になっています。

その時に消えていても、帰宅し、お風呂に入って血流がよくなると、消えていた歯形がふたたびくっきり出てくることもあります。

言葉かけによる心のケア

噛んでしまった相手の子は別の保育士が対応し、噛まれてしまった子には、上記の対処をしながら「痛かったね」「大丈夫だよ」「抱っこしようね」など、心に寄り添う言葉がけを優しく行います。

そのまま、お話ができる子には、「これが欲しかったの?」「お友だちと取り合いっこしたの?」などトラブルになった理由を把握するようにします。

しばらくそばについていると、だんだんと痛みが和らぎ、気持ちも落ち着きを取り戻し表情がいつも通りになっていきます。

(これが子どもパワーのすごいところだなぁといつも感心します。)

このように、噛み癖は、発達によるものだと分かっても、保育園でちゃんとケアしてくれたと分かっても、やはり大切なお子さんが噛まれたとしたら、ママやパパはすっきりはしないこともあると思います。

そんな時は、直接、保育士さんに聞いてみましょう。

聞き方について、ポイントがありますのでお伝えします。

 

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保育園トラブルについて保育士さんに聞くポイント

ピアノで遊ぶ赤ちゃん

保育士さんももちろん”噛んだ・噛まれた”のトラブルが起こらないよう細心の注意を払って、保育しています。

3歳児未満のクラスでは、2~4人体制の複数担任がほとんどですので、若手の保育士さんではなく、ベテラン保育士さんに聞いてみるといいでしょう。

クラスのリーダーとして、日々起きる事柄をすべて把握しているので、話が早いです。

噛まれた!という怒りの心境はおさえておいて、まず、話のきっかけ作りとして、

・我が子は噛んだことがあるのか?

と、聞いてみましょう。

まず、人が人を噛むということに驚く方も多いので、素直に「この年齢はこういうことが起こるのですか?」と(知っていても)聞いてみるのです。

そこから、いつものたわいもない話だけではなく、「聞きたいことの真相」に近づけることができますよ。

トラブルのあった時の状況を聞く

まず、話のきっかけができたら次は、

どのような状況だったのか?

を聞いてみます。

噛まれた当日に聞いたことと同じ内容の繰り返しになるかもしれませんが、違う保育士さんだとニュアンスが変わったり、数日たって新たにわかったことがあったりするかもしれません。

私の場合は、保育士同士の同業者だったこともあって、とても聞きにくかったです…

なので、「夫」のせいにしました。

何度も噛まれることが続いていたので、そのことについて「夫」が気になっているから教えて欲しいと、最初はこう話かけました。

噛まれた原因によって対処法を変えてくれていることは想像がつきました。

例えば、何でもないのに急に噛まれたのなら、その子とはさりげなく遊びを話したり、別のものに興味を持っていき、なるべく接点が少ないようにしてくれます。

仲良しの相手で、おもちゃの取り合いやひっかくなど他のトラブルがある場合は、保育士が目を離さず、トラブルを事前に回避してくれます。

あらためて聞くことで、保育士さんもその後よりしっかり対応してくれることでしょう。

感情的にならず、あくまで事実だけを聞くつもりで話してみると保育士さんも色々と話してくれますよ。

噛んだ相手のことは聞かない方が良い

我が子のこと、噛まれた時の状況が聞けたら、相手がやっぱり気になりますよね。

もしかしたら、噛むトラブルは続いてしまうこともあるので、気が気ではないですよね。

2歳前のお子さんなお友だちの名前を覚え始める時期ですので、相手の子の名前を言うかもしれません。

噛んだ相手のお子さんが誰なのか、とても気になることと思います。

しかし、経験上からも感じましたが、これは聞かない方がベストです。

なぜなら、保育士さんは、ほぼ相手の名前を教えてくれることはありません。

親同士のトラブルに発展しないためもありますが、保育園で起こったことは保育園での責任という考えもあります。

相手のことを聞いても得することは何もありません。

相手の親は知っているのか、などモヤモヤが増えるだけです。

実際、夫は「相手の親に言うものなの?」と私に聞きました。

やはり娘の腕にくっきりついた歯形を見ているとせつなくなりますが、相手のことに関して保育士さんには聞きませんでした。

保育園で噛まれたあとも信頼関係を保つ

にっこり笑顔もふもふ

保育士も、お預かりしているかわいいお子さんに傷を残してしまっては悔やみきれません。

そのお子さんのこと、きっと一晩中考えます。

”夜眠れたかな。噛み跡が浮き出てきていないかな。”

いくら年齢的によくあるトラブルだといっても、より配慮が必要だと猛省します。

ママも、噛んだ相手のことを思うより、保育士さんと直接よく話をしてみてください。

自分がどう思ったかを伝えられたり、保育士さんの思いを聞いたり、お互いに理解を深めて、安心して預けられる環境つくりに重点を置いた方が子どもにとってもママにとっても良いですよ。

子どもたちは、集団生活の中で、ケンカや取り合い、そんなことをしながら相手の気持ちに気付いたり思いやったり人として大切なことを、子どもながらに日々学んでいます。

ママのそばで子どもも確実に成長しています。

保育園でのトラブルは多岐にわたり、心配もあると思いますが、どうか朝は笑顔で「いってらっしゃい」と見送ってあげてくださいね。

ママの笑顔が子どもにとって一番のパワーです。

 

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